歓喜天倶楽部

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日本一多趣味のテキストライター篠野が魅せる。日本一多趣味なブログ。

焦点距離と集中。




写真・カメラを趣味にしている皆様、こんにちは。

この記事を読んでくれている方、もしくは写真が好きで、
普段から一眼レフとかでレンズを交換して写真を撮るのが好きな方なら、
焦点距離という概念についてはご存じかと思います。

分からない人は、この記事を読んでね!

kan-ghi-ten.hatenablog.com


読んでもわからなかったら、



頑張って!


私はつい2か月ほど前に
シングルコートのvoightlanderのnokton classic 40mm F1.4をお迎えして、
それを専らつけてスナップ撮りをしているんですが、
それまでは同じくvoightlanderのcolor skoper 35mm F2.5を数年使っていまして、
もっと言うとたまにCanonのSerenar 50mm F1.8を付けたりもしていました。

故祖父の135mmなどもありますが、
基本は上記の50mmと40mmと35mmの3本を使ってきました。
標準画角と言われる35mmと50mm、その間を取り持つ40mm。といった具合でしょうか。

40mmをお迎えするまでは、
35mmと50mmのみを使っていて、
「スナップなら35mmだな」
とかいっちょまえに思って、
使用頻度はマジで9:1くらいでした。もちろん9が35mmのスコパー。それくらい文脈から読み取れ。(突然のキレ)

40mmという珍妙な焦点距離のレンズを選んだのにはいろいろな
葛藤があって、元々35mmレンズと一生を添い遂げるつもりだったんです。それくらい35mmで自分の心地よい仕上がりみたいなものを体感していたんだけど。

まず、明るいレンズが欲しいと思ったこと。
ここが始まりで。
スコパー35mmを使わなくなってしまうのではないかという思いと、
どうせ買うなら違う画角で!という思いと、
故祖父のhexanon ar 40mm F1.8が「なんか良くないか?」という思いと、
「どうしよ~」という思いが交差した結果、
標準画角二大巨頭を差し置いて間の40mmを手にすることになったんです。

で、普段の90%を35㎜でスナップしていた私にとっては、
40mmに変えたことによる違いが、至る所で起こったんですよ。

まあ当たり前だけど、
35mmならここまで写っていたものが、40mmだと収まっていない。
みたいなことを体感することが多くありました。
たかが5mmの違いと言えど、意外にも苦労しました。
そして、35mm→40mmになったことで、明らかに変わったことが今日の本題です。


その明らかな変化というのは、私の内面にあります。

どういう事かというと、
35mmよりも、少しだけ緊張するんですよ。
写真を撮るときにね。


なんで緊張するのかなあと考えた時に、
捉えられる範囲が狭い=成功する範囲が狭い
ってことだと思ったんですよね。


じゃあどういうことかというと、タイトルですよ。


集中しなきゃいけない、ということ。


画角が狭いと、集中しないといけない。
そういうこと。


視野角に近いのは何ミリだとか、いろいろな理論はあるし、
私的には普段の視野角は35mmだけど、
今は40mmのレンズを使うのがスパイスになっています。


集中しなきゃいけないから、35mmよりは多少なりにも疲れるんだけど、
別にこの疲労感は嫌じゃない。
カメラはスポーツだっていう話もしましたね。
集中による疲労と共に、
やっぱスポーツだったなと再認識するのでした。

kan-ghi-ten.hatenablog.com



で、私はスナップショットというスポーツをやっていく上で、
逆の発想を施すことにしました。


集中したいときは、焦点距離の長いレンズを使ってみよう。
と。


当たり前のように焦点距離が伸びれば伸びるほど、
スナップは難しくなるかもしれないけど、
「やってみたい」と思うようになりました。

ボウリングで言えば重たい球を使ってみよう、みたいな感覚かな。


焦点距離が延びると、
物体と対話するための距離感は短くなるような気がするんです。

kan-ghi-ten.hatenablog.com





なので、今までは、
「いつかはズミクロン35mmを…!」
とか思っていたけど、

今の篠野は、実は50mmに関心があります。


ぜ~んぶ標準画角だな!


そろそろ作例を載せながらカメラの話をしていけたら良いなと思ってます。

実は何を語りながら作例をしれっと載せるようなブログスタイルに憧れているんですけど、

写真を載せたら、

ほら!ここのこれが!とか言いたくなっちゃいそうで、

コーヒー片手に読むには些か子供っぽくなってしまうような気がしている篠野です。

写真のアウトプットは、少なくともした方が良いよなあ。
そのうち表現に目覚めてRAW現像始めるかもしれないしね。
あれやこれや、やりたいことだらけだ。
ブログって自由だなあ。みつを


おしまい。