歓喜天倶楽部

歓喜天倶楽部

日本一多趣味のテキストライター篠野が魅せる。日本一多趣味なブログ。

いつかはライカに辿り着く。なぜか。



皆さんこんにちは!ライカです。

嘘です。


今日は久々に私の話です。


そう、ライカの話です。

だってライカですって名乗ったからね。

すみません。ふざけちゃいまししたた。


トピックを載せるぜ。



イカを知らないカメラマンはいない。



カメラだ趣味の皆皆様は、知らないはずがないですよね。

イカ



イカがずっと脳裏によぎっているはず。




カメラが趣味の方、知らないとは言わせません。


何かのカメラを使っても、ライカという名前が
事細かに耳に入ってきていると思います。


知らない方というか、なんとなく知っている方は、



「ん〜なんかライカってそんなに凄いのかな」


とか、

「なんでマニュアルで合わせなきゃいけないんだよ」

とか、思うと思います。


今時では全くないわよね。うんうん。




でさ、結構前にカメラはスポーツ、みたいな話をしたの覚えています?



これね。



kan-ghi-ten.hatenablog.com



写真撮影ってまあスポーッなんですよ。小文字。

そりゃあまあ誰かとか、何かを取るための
獲物を狙うときのような集中力と、
シャッターチャンスを逃さないように反射的に殻がを動かす必要があるわけですね。


スポーツするとどうなりますか?

鉄人以外は、疲れると思います。


ええ、疲れますよね。


写真撮影も疲れるんですよ。

例えば1日かけてスナップを撮ろうというならば、

何キロも、カメラを片手に歩かないといけないんですよね。


例えば、若者の皆様、スマホを片手に持って歩きますよね。

軽いスマホならずっと持って歩く人もいるかと思いますけど、

ちょっと重いスマホでもカバンに入れたいじゃないですか。

カメラマンは1キロ近いカメラを常に持って歩くわけだから、まあ疲れますよね。


さらにレンズをいくつも持ち歩くとなればカバンも重たいです。



近年というか、オーソドックスな一眼レフって、

明るいレンズを使おうと思うと、

かなりデカくなるんですよ。


画像引用元:ASCII.jp:キヤノンで一番明るいレンズEOS R「50mm F1.2L」をレースクイーンで試した (1/3)






対して、ライカはこう。





イカのレンズじゃなくて申し訳ないし、
カメラも年季が入ってて申し訳ないんですけど、
いや、申し訳なくないか、これが私の愛機です。





ボディが600g弱で

レンズ、この写真のやつは、
Voigtlanderのcolor skoperってレンズなんですけど、
134gしかないらしいです。




スペックを同等で比較できていないところは承知していただきたいのですが、

まあ要するに、天下のキャノンさんでも、
オートフォーカスの機構をレンズの中に組み込むために、
そりゃあデカくなっちゃうよねって話で、

総重量が2kg弱、ってな具合になるカメラが大半だと思うんですよ。


それに対して、ライカはボディとレンズで1kgを切ってくるという軽さがあるんです。


これが何をもたらすかって、結構一日中使い倒していると如実に出てくるんじゃないかなと思っていまして。

疲れにくいんじゃないのって。




小さいから目立たない。




イカって、小さいんですよ。さっきの写真見てもらうとわかると思いますけど。

小さいんですよ。






小型のミラーレスとして(私の中で)名高いPEN-F
と比べてみても。トータルで小さいのがわかるかな。


レンズのせいでしかないんだけど、トータルでいわば
イカの方がもはや軽いんですよ。
というか、レンズが小さいと軽く感じるんです。




目立たないことの何がいいか、って、スナップ撮影に向くってことなんですね。


そのままの景色を息を潜めて撮るのに向いている、というわけです。

ドカーン!とでかいレンズを構えられると、
人は怯えますよね、え、何、、って。


イカはそれがないので、例えば人を撮るときに、

緊張感が1ランク下がるんですよ。撮られる側の。

これがカメラマンにとってどれだけの恩恵か。


カメラマンさんなら、これがどれだけ仕事において大事か、想像できるかと思います。



撮れなくてもいいじゃん。



不思議なものですよね。


写真を撮るために買ったライカが、

写真を撮る頻度を減らす、だなんて。

「写真を撮るぞ〜〜!!!」


というマインドが徐々になくなっていきます。

なんでかしら。


もうちょっと具体的にいうなら、

写真>風景

だったマインドが、

風景>写真

になるんですよ。

自然に沿う、みたいな。


そうなるとね、撮れなくてもいいじゃんとさえ思ってしまうんですよ。

いや、そんなわけないんだけどね。



娯楽は追求しすぎると深淵を覗く。





話の収集がつかなくなってきてしまったのでまとめます。


私、趣味で作曲もするのですが、

辛いんですよ。作曲って。作詞って。

世の中自殺しちゃうミュージシャンとか、疾走しちゃうミュージシャンとかがいるのもわかる気がします。いや、わかります。

どこまでも考えを巡らせて巡らせて、限界以上に考えてしまうんですよ。娯楽というものは。

好きだからね。

好き、に、嫌われたくないからね。

カメラにも、そういう領域ってあると思うんです。

イカは、深淵に近いところにいます。

写真ってなんだと思いますか?

記録ですか?本当に記録だけですか?


そう言って、深淵がこっちをみているかのようです。





趣味や娯楽が高じていい機材を買ったりいい車を買ったり書斎作ったりするのと同じで、

カメラも、好きな人はそのうち辿り着くんです。ライカという深淵に。




深淵は、ずっとそこにあるんですよね。


いや、カメラ的にいうなら、深淵というより、



ですね。


カメラの沼。ライカという深淵。

沼から見る景色は、綺麗ですよ。

ここは一年中暖かいですぞ。

マウントする人はいません。
全員成人君主になれそうですよ。

写真が好きな人、全員、尊いです。


うふふふふふ。(生ぬるい笑み)



久々に記事を書いているのでまとまりが悪くなってしまいましたが、今日はこのあたりにしておきましょうか。


またね。私はいつでも見ているわよ。

カメラが好きなうちは、いつかは辿り着いてしまうはずです。

おいでなあ〜(銭婆)


おしまい。