こんにちは。古着大好き篠野です。
この間もこの間とて、セイバーズに行ってきたんですけど、
そこで絡んできたオジサンがなかなかの変な人だったのでその話をしようかな。
私がセイバーズでデニムをディグしていると…
「あ”ーえ”ーだ”び”っ”お”ん”の見”たぁ”!?」
と爆音で声を掛けられた。
死ぬほど酒焼けしているのか、喉が殆ど潰れてしまっているのか、
半分以上聞き取れませんでした。
しかも声デカすぎ。爆音。
小学校の頃、声のボリュームの調整の仕方習わなかったんかな。
班で話すときはこれくらいとか、そういうの。
聞き取れないので聞き返すも、同じ。
3回くらい聞き返して、どうやら
「ハーレーダビッドソン」のデニムを探していたみたい。
コミュにケーション力がピエロの篠野は愛想笑いしてやり過ごしました。
その後も「あ!兄ちゃん兄ちゃん!」とか言って何度も話しかけられたんですけど、
聞き取れた範囲でどんな話をしたのか紹介します。
人生で一番聞き取りづらい声だった。
天龍源一郎どころじゃなかったぞ…
古着を転売して食ってるらしい。
以下がその会話の再現です。
オジサン「オアアオオオアアア!アンチャンオウゴリアアアドンナオアア!」
篠野「???はい…」
オジサン「オレァ洋服ヲ売ッテ生活シテルンダゲドォアアオオア金アガガラアアォア!」
篠野「??…へぇ~…」
古着の転売で飯食ってるらしい。
しかもいいもん食えているらしい。
オジサン「デモサァ車ナンカデアガガガゴゴ自転車ゴゴガガ」
車で買い付けに来ると金がかかるから自転車らしい。
オジサン「家ネェェァケドォォ友ンタガガ達ガガゴゴゴゴ」
家は無いが知り合いの家を転々としているらしい。
セイバーズは静岡の古着のメッカになるらしい。
オジサン「ココサヅアダゴマメッカゴリリリカカカガガガ」
セイバーズのことを褒めているようだ。
セイバーズは古着のメッカになるらしい。
んなことわかってら。だから来てるんじゃんか。
私は古着転売に向いているらしい。
軽く一時間くらい物色していたら、
オジサン「オアアアニイチャン根性アルヨォォゴゴガガガ!」
どうやら古着転売の才能があるらしい。
いや別に小一時間古着見ていただけですが…
好きなものを見るのは楽しいからな。目の保養無限。
前科持ちらしい。
オジサン「アンマリ言えネンダケドサ…」
オジサン「オレアシズオカケイムショに7年イテサァアガガガガ」
前科者!?
初めて会った。
7年ってことは強姦とか強盗とか?知らんけど。
テレビに特集されるらしい。
オジサン「オレノギャクテンゲキガコトシノオワリトカソノアタリデホウソウガガガサレルルルカララリョ…」
なんか知らんけどドキュメンタリーが今年中に放送されるらしい。
なんでもこの人生逆転劇だとかなんとか。なにそれ。
虚言か、マジだったら面白いオジサンだ。
なんか馴染みがなさ過ぎて虚言癖か?とも思いました。
でも真実だったらなかなか面白いオジサンでしたね。
自分語りばっかするのはダサいけどね。
きっと認められたいんだろうな。
そういう人には成りたくないぜ。
家がないくせにイイもの食えてるぜ!って語るのはおかしいよね。
普通、家賃払ってからだろ(笑)
黙ってじっくり選ばせろや…
実際私の顔は一ミリも強面ではないので、
色んな人に話しかけられやすいのです。
結果、何度も話しかけられまくってしまった。
他のお客さんたちがそのオジサンから逃げるように服を見ていた…。
話の内容は普通だったけど、ガラガラすぎる声が爆音だったので滅茶苦茶目立ってたよ…。
自分の感性に集中しきれず、何も買わずにセイバーズを後にしたのでした…。
という話。
マジでテレビで放送されたら笑うわ。
色んな人がいるもんですね。
おしまい。