カメラ、始めてみないか。
カメラ、興味ないか?
おっ、ある?いいね。最高だよ。
ん?どうした?
「でもなんかハードルが高い」?
「カメラ界隈がなんか怖い」?
そうか…
勝手にカメラ界隈を代表して謝らせていただきたい。
そのようなイメージを抱かせてしまって、申し訳ない。
…だけど、信じてほしい。
そのイメージは、きっと覆る。
カメラ界隈が怖く見えるのは、一部の老(ピー!!!)のせいだ。
奴らは自分の数少ない人生の楽しみを、
二束三文で侵されたくないんだ。
だから機材で縄張りを張り、他者を攻撃してしまうんだ…。
考えてみてくれ。だってほら、
写真撮るのって、ハードル低いじゃないか。
スマホによっては電源二回押すだけで起動する。
うん。うん。
…まあわかる。そういう問題じゃないよな。
ちゃんとカメラを持つなら綺麗な写真を撮らなきゃいけないと思っちゃうよな。
でも、考えてみてくれ。
綺麗な写真を撮れないとカメラって使っちゃいけないのか?
違うと思うんだ。
スマホで撮った写真、映えてなかったらインスタに上げてはいけないのか?
違うと思うんだ。
だから、カメラって、本当はかなり気軽な娯楽なんだ。
ピアノを習うよりも、ジムに通うよりも、キャンプを始めるよりも、
始めやすいはずなんだ。
こればっかりは信じてほしい。
気にしなくていいんだ。
いざ始めてしまえば、心配に値しないことなんだ。
じゃあこれから、
どういう風にカメラを始めればいいか、
わかりやすく解説するから。
カメラ、始めてくれよな…
ここからが本題。
これがアジェンダだ。
ちなみに俺は目次のことをアジェンダって言うやつが嫌いだ。
せめて同意を「アグリー」って言うのマジでやめてほしい。笑うから。
そんなやつらなんて、
アジェンダをバルクでコミットしてる隙に
フィアットをパンクされちまえばいい。
(フィアット車、ちっちゃくて可愛いよね。)
そうやっていつまでもプライオリティの高いコミットをプッシュしてマージしている間に
ボランチがブランチでアサインしたアライアンスでポルシェの陰でフィックスしてセッ
カメラを始めたい理由を再考する
今一度、どうしてカメラを始めてみたいのかを、
教えてくれ。
別にちゃんとした理由なんてなくてもいい。
ご立派な理由なんてなくていい。
ちなみに私がカメラを始めた理由は、
(構えている姿が)なんかカッコいいからだ。これはマジだ。
いいんだよ。モテたくてバンド始めたって。
大事なのは、始めた後だ。
付き合った超絶美女がクソビッ(ピー!)だったら、
結局は破滅する。同じだ。
美男子のヤリ(ピー!)ばかり好きになるのは、
パパからもらったルイヴィトンが好きな港区もしくはパパ活女子だ。
母性が…じゃねんじゃ。それただの愛え…おっとこれ以上はやめておこう…。
ちなみに同じ会社(だった)少し年下の友人が
バイクに乗るんだが、たまに道中で綺麗な景色を見るらしく、
「これ、写真に収められたらな~と思いながら目に焼き付けています!」
って話していた。
いや、すでにその感性持ってんのかよ。
ちょっといいカメラを手に入れたら、
絶景カメラマンに化ける可能性すらある。
ちなみに彼は話のレベルを人に合わせられるので、
マジで頭が良い。年下とは思えない成熟具合。
俺のぼんやりした理論を読み取る力もあるし、
ああいう人が多方からの信頼を勝ち得るんだよなと思った。
そんな若さと柔軟さと思慮深さを併せ持つ彼に似合うのは、Nikon!
すこし脱線したな。
キーボードを打つのが楽しいから、つい脱線しちゃうんだ。すまない。
あれ、何の話だっけ。
ああ、カメラ「なんとなく」で始めていいよ!って話か。👌
カメラを選ぶ前に大事なこと
カメラを選ぶ時、
色々なスペックを目にすると思う。
常用ISO感度だとか、画素数だとか、センサーサイズだとか、
よくわからない用語がたくさん出てくるよな。
一切気にしなくていい。
ぶっちゃけ今どきのカメラだったら、
だいたい似たようなもんだ。
じゃあ昔のカメラは!?と思うだろうが、
そんなこともない。
少なくともスマホで見る、SNSに載せる程度なら
昔のカメラでも全く問題はない。
基準として言っておくと、
画素数という概念がある。要はピクセルの細かさだ。
ピクセルが分からないなら調べてくれ。おい、違うそれはピクルスだ。
昨今のスタンダードは2400万画素。
物によっては4000万画素、6000万画素、一億画素のカメラもある。
ちなみに4Kモニターで830万画素だ。
要はデカイ紙に印刷でもしない限り、気にするほどの差ではないということだ。
昔のカメラには昔のカメラ特有の技術もあって、
昔のカメラにしか出せない色づくりをするカメラもある。
気になるなら、「CCDセンサー」で調べてみると良い。
つまり、スペックは特に気にしなくてよいということだ。
これから始める、右も左も分からない人ならなおさらだ。
カメラの選び方
これからカメラを始める人が、
どういうカメラを選べばいいのか。
選び方は一択。例外はない。
見た目が気に入ったカメラだ。
なぜなら、スマホにもカメラが付いているからだ。
見た目が気に入らないと、持ち運ばなくなるからだ。
ファッション感覚で良い。絶対にそれでいい。
一世を風靡したカメラ女子ブーム、昨今のレトロブーム。
なににおいてもエモ。チル。バズ。
そういう時代には、
見た目がオシャレなカメラが沢山ある。
お気に入りの服にフィットするカメラが必ずある。
見た目についてのチェックポイントは人それぞれだが、
- コンパクトで軽いのが良いならOLYMPUS、Panasonic、RICOH。
- 角ばったレトロ系デザインが良いならFUJIFILM、一部Nikon。
- 丸っこいデザインが良いならCanon。
- スタイリッシュなのが良いならSONY。
大体このあたりを攻めればOK。
簡単に個人的に好きなデザインのカメラの画像を載せておく。
フィーリングで見てみるといい。
さきに断っておくと、全部デジカメだ。フィルムカメラではない。
一つアドバイスだ。
今画像を載せたカメラたちは、中古でも10万円以上する。
いきなりカメラに10万円以上かけるのはハードルが高い。
そういう場合は、昔のカメラを買うんだ。
ある程度の見た目を妥協できるならオススメだ。
昔のカメラでも、撮影体験自体は十分楽しめる。
物によっては、現代でも通用するデザインのカメラもある。
昔のカメラを買うのは、実は
とにかく写真を始めてみたい!という場合、良い選択だったりする。
なぜならば、往年のフラッグシップ機(高級機)を、
ゴリ安で手に入れられたりするからだ。
画質の面で劣ることもあるが、
高級機は高級機らしい高級機な質感を味わうことができる。
持っていて「いいやんけ…」と思える。
「10万?全然払う払うw」
な猛者には、もう少し高価格帯のカメラを紹介する。
見た目の話はこのあたりにしておこう。
気に入った見た目のカメラがあっただろうか。
とにかく、見た目でビビっときたカメラを選ぼう。
ちなみにケロっとライカ買える人は先にタワマン買ったほうが良い。
店頭で触ってみる
カメラ、店頭で触ってみるのをオススメする。
見た目で好みのカメラを見つけたら、
それが置いてある家電量販店に行ってみるといい。
そして、実際に手に取り、シャッターを押してみてくれ。
その時に何を感じたかを評価基準にしてもらえばいい。
それでいい。
見た目の大きさ、重さ、
手に持った時の高級感や、
シャッターを押したときの感覚。
画像で見ただけでは分からない部分に注目してほしい。
機械の”詰まってる感”が好きな人もいれば、
見た目のツヤ感が好きな人だっている。
洋服を手に取る感覚で、カメラを手にとってみてほしい。
カメラを手に入れたら
さあ、念願のカメラを手に入れたら、
やることは一つ。
必ず持ち歩く。それだけ。
どこに行くのにも持ち歩く。
ぜひ、首からぶら下げて持ち歩いてほしい。
鞄の中に入れて持ち歩くのとでは、機動力が天と地の差がある。
首からぶら下げていれば、ファッションとしても一段レベルアップする。と思う。
近くのコンビニに行くのにも、持ち歩いてくれ。
そして何よりも、首からカメラをぶら下げながら歩くと、分かることがある。
できれば実際に是非歩いてもらって気付いていただきたい。
が、もう言う。
カメラをぶら下げて歩くと、今まで以上にキョロキョロすることになる。
いつもの道の、普段は目をやらない方向を見るだろう。
それは、”シャッターチャンスを無意識に探している”んだ。
たとえそれが、「どうせ首から下げてるし、なんか撮るか…」という動機だとしてもだ。
これが、革命なんだ。断言してもいい。人生が変わる。
あなたの感性がそれだけで刺激される。
そうすると、次第に世界の解像度が上がる。
あなたに新しい革命が起こる。カメラの魅力は、ここだ。
私が一番言いたいことはここだ。カメラを人に勧める理由もこれだ。
私は、これを出来るだけ多くの人に体感してもらいたい。
これを私だけが享受するのが、あまりに勿体ない。
そう、あまりにも勿体ないんだ。私一人ではカメラの魅力を受け止めきれない。
カメラが引き金となって、見るものすべてが新しくなる。
生きるのが楽しくなる。まったく誇張ではない。
春夏秋冬、その季節ごとに変わる草木、虫、動物、気温、空気感。
カンカン照りの夏の日も、梅雨の雨も、冬の雪も。
カメラを始める前とは、まったく違う新しい見方で、
それらを目の当たりにすることになる。
世界に目を向ければさらに新しい発見になることは、言わなくても分かるだろう。
世界中のいろいろな物や事を見直し、角度を変え、距離を変え、向き合うことができるようになる。
それも、楽しみながら。
そしてそれは、
スマートフォンのカメラではなく、
”写真以外のことができない”「カメラ」を首からぶら下げることで、起こりやすい。
このことに気づくまでに私はいろいろなカメラを買った。
だが、決して無駄ではなかったし、もはやこの気づきは、金には換えられない。
札束積まれても絶対に渡さない。
何を撮ったっていい。「あ」と思ったものを撮ろう。
そしてそれを続けよう。出来るだけ続けてくれ。
そしてカメラを持ち歩くことが習慣になったころ。
カメラの楽しさにすっかり魅了されているはずだ。
最初に感じていた不安なんて、どこ吹く風だ。
実はそこがいわゆる”沼の入り口”だったりするのだけれど。
それはまた、別のお話。
沼でもあり、祝福でもある。と思っているよ。