なんていう物々しい雰囲気を醸したタイトルですが、
堅苦しさは一切ありませんので。ご了承ください。
今日は、音楽のお話をします。
題材は、米津玄師の新曲。
その名も…
KICK BACK!!!
声でか。
ということでトピックです。
- まずは曲。
- チェーンソーマンは知らん。
- どうやらすごい人気らしい。
- この曲の特徴。
- 個人的に「ハッ!」がちょっと面白い。
- 二番の歌い出しの「4443」って、それ東海オンエアのしばゆー節じゃない?
- 「KICK BACK」と「うっせえわ」の共通点。
- そして紐解く現代社会。
- 最近の米津玄師の楽曲は平沢進に寄ってきている。
- 米津玄師が音楽を始めたのは平沢進のおかげ。
- まとめ。
まずは曲。
この曲です。
流しながら読んでね。
ここでは公式を載せておきます。
フル音源も誰かがアップしているので、フルで聞きたい場合はそっちを。
チェーンソーマンは知らん。
チェーンソーマンというアニメのOPらしいけど、
チェーンソーマンのこと、な~んも知らん。
どうやらすごい人気らしい。
ここを見てくれればいいんだけど、
どうやらこの曲、すごい売れているみたい。
デジタルストリーミングペペロンチーノダウンロードサブリミナルスーパームーンランキングだとかいうのは、
査定基準がよくわかりません。
でもまあ人気ってことでしょ。
この曲の特徴。
これまでの米津玄師の曲とは明らかに違う部分があります。
ガナリ。
そう、結構がなってるんですよね。ガナリです。ガナリ。
簡単に言うとドスの効いたガラガラ声みたいなやつ。
このボーカルのガナリは加工っぽいけど、
「ガナリ」という技法は、
全体的に怒っている印象を付けますよね。
ガナリで記憶に新しいのは
そうです。これこれ。
声色、七変化過ぎでおなじみ、
Adoさんです。
本名についてはこちらでふざけていますのでご覧ください。
個人的に「ハッ!」がちょっと面白い。
この曲のサビの「ハッピーで~」
の部分の歌い出しの
「ハッ!」が面白いです。
笑える。
二番の歌い出しの「4443」って、それ東海オンエアのしばゆー節じゃない?
東海オンエアファンの人なら、この曲を聞いた時に
「んっ!?」となると思います。
数字でライムを作り出す手法。
この動画ですね。
もはや私は音楽的観点でも東海オンエアを見ているようだ…。
「KICK BACK」と「うっせえわ」の共通点。
まあさっきも話しましたけど、
共通点としては、
重めのリフに、ガナリ多めのボーカル。
じゃないでしょうか。
そして紐解く現代社会。
なぜこういう曲がバズったのか。
それは、ぶっちゃけた話、
コロナによる制限があるから、じゃないでしょうか。
みんな悶々としているんですよ、きっと。
「全部めちゃくちゃにしたい」とか、
随所に危なめの歌詞がありますが、
それに、私たちの
「コロナ渦だからやっちゃ駄目」
に押さえつけられた精神的な欲求不満を
重ねているのではないでしょうか。
これらの影響あってか、
昨今のJ-POP市場(バズ目線)は、
Vaundyみたいな、
「規制→ダルい→いっそのこともっとダラダラしたい」音楽と、
米津のこの曲とか、
Adoのうっせえわとかみたいな、
「規制→ウザい→はちゃめちゃに暴れたい」音楽の
二分化が目立つなあと思っています。
こういう曲たちが流行るのは、コロナ渦だから、
ある種、当然かもしれませんね。
いつだって音楽の流行はその時代を映してきているので
そういう事だと思います。
最近の米津玄師の楽曲は平沢進に寄ってきている。
と、思いませんか?全国の平沢進ファンの皆様!
この壮大なストリングスとか不協和音の手法、
完全に平沢進ですよね。
平沢進の参考文献はこちら。
平沢進はコアすぎるファン密度が高いことと、
難易度が高すぎる世界観と曲の構成が相まって、
解説することはできません。私にも無理。
私的には和製RADIOHEADだと思っているよ。
米津玄師が音楽を始めたのは平沢進のおかげ。
だと言われています。
平沢進の音楽を聴いて音楽を始めようと思ったのだとか。
米津玄師のルーツを知りたいなら、
平沢進を聞くことをおすすめしますが、
きっとその道は険しい事でしょう。
まとめ。
音楽って、サイコー。
雑!
おしまい。