うい。篠野だ。
なんか記事書いてたら「エルピス」って文字が見えたからやってみることにした。
ここ。
by 「FOD会員100万人突破！大感謝祭」｜フジテレビの公式動画配信サービス
なんか張り付けられてんな。
それはそうと、
エルピスみた！？
クソ面白くなかった！？！？！？！？
マジで面白かった。
FODで見れるの？見よかな。
DVD買おうかと思うくらい最高だったよ。
まあちょっと私がエルピスを見て感じた魅力をピックアップしてくわ。
気になった人は見てくれ。俺はDVDを買う。
あらすじ。
自分で調べてください。
冤罪を追う情報メディアの話。
魅力。
ここが面白かったってところを語るぜ。
今まで見た民放ドラマで過去イチよ。
バカデカイ闇。
ひょんなことで冤罪事件を追うことになった眞栄田郷敦と長澤まさみ。
眞栄田郷敦って変換されないやん。前田後うどん。ごめん。前田さんに会ってからうどん食ってくる。
で、追うごとに明らかになってくる世間の腐ってる部分。
メディアとか警察とか政界とか。
汚職事件を権力で揉み消そうとする実態とか。
警察は結局政界の犬だったとか。
メディアはさらにその犬だとか。
すれ違う正義。
みんなは正義って何だと思う？
自分が正しいと思っていること？
登場人物皆の正義がすれ違うもどかしさと人間味に引き込まれます。
このドラマの主人公は眞栄田郷敦くんになった。
わかる？もともとはお金持ちボンボンのやる気ない系ディレクターで
マジで頼りないキャラクターだったんだけど、
後半になるにつれて、長澤まさみも村井さん（岡部たかしさん）も
暗に彼に頼るシーンとかが出てきてさ、自分の正義に真っ直ぐな彼は間違っていることをズバズバぶった切っていって、気付けば頼られる存在になったんよね。
そこまでは長澤まさみが主人公だったのに、主人公が途中で変わるドラマなんて珍しくない？って話よ。
村井さんカッケェって。
なんかネタバレするべきなのかどうかもわからないんですけど、
村井さんがマジでカッコいい。
9話のラストで怒髪天を衝く様はマジで泣きそうでした。いや泣いたよ。
岡部たかしさん、仕事爆増するんやろな。
これをドラマにできたこと自体がカッコ良かった。
もうなんかいろいろとメタフィジカルなことがたくさんあってさ。
多分このドラマもそう簡単に放送OK！ってならなかったと思うんよ。
でも完走したの。快挙だよこれもう。
感想。
もう魅力については見た人は100理解してくれると思ってるのでもうここらへんにしといて、
私の意見を述べていこうかな。
私たちはみんな作中の主人公に憧れている。
分かりますか？みんな自覚あんでしょ。
上司とか権力とかそういうのに自我を押しつぶされて自分が正しいと思っていることを捻じ曲げられて麻痺しちゃってることなんて、みんなにあるじゃないですか。ありますよね？世の中に対して納得できない事くらい。
それをこのドラマの主人公の自分の正義を貫いていく様に、
私たちは憧れていたんだと思います。
いまもそういう生き方にみんな憧れているんですよ。きっと。
だから作中で闇に対峙したときに「クソっすね」って言い放つ姿とか、
村井さんが暴れるシーンとかに視聴者はバカデカいカタルシスを覚えたってわけよ。
よく言った！みたいな。
正義心がくすぐられる作品だった。マジで。
俳優業ってやべぇな。
そう、思ったんだけど、俳優業ってやべえよ。
真栄田眞栄田郷敦くんがいろんな圧力に揉まれて病みまくって抜け殻みたいになったりする表現があったけど、
マジで鬱病の目をしててビビった。
ほかには鈴木亮平さんが岡部たかしさんの言葉を噛み締めて押し黙るシーンとか。これも9話だけど。
マジで正論ぶっ放されて何も言えなくなっている苛立ちみたいなのを言葉にせずに表現出来ててマジでマジで。（語彙力）
でね、思ったんですよ。
俳優業ってやべえなって、
人物像をこんだけ憑依させて演技するのってマジで一筋縄じゃ行かないと思うんですよ。
本当に病んじゃいそう。いや病むだろこれ。人生に絶望してる顔、マジで人生に絶望してないと出せない顔だよ。マジで演技？病んでない？大丈夫？
まあ病むよね。三浦春馬くん俳優の中で一番好きだったのに死んじゃったしさ。
やっぱ地獄みたいな仕事なのよ俳優業って。
音楽家とかと一緒で地獄が伴う、深淵を覗く仕事なんだよきっと。
心の底から尊敬しています本当に。凄すぎる。
テレビも捨てたもんじゃなかったよ。
総括としてはそうなるかな。
カッコよかったよ。カンテレ。
もっとくれ。こういうえげつないやつ。
興味が沸いたら見てみるといいよ！！
鉄は熱いうちに打つんやで。
おしまい。
