皆さん、こんにちは。篠野です。
初対面の方とお話をするとき、
こういう場面、ありませんか?
YOU「失礼かもですが…おいくつですか?」
魔女「いくつに見えますか?」
またの名を死の宣告。相手はもう4マナ支払っている。
冥土から持ち帰られし悪魔の質問。一歩間違えると魔女に両手足を拘束されて全然関係ないトラックに突然轢かれて死ぬ。
全然関係ないトラックが一番かわいそうなので控えめにしても魔女が突然ゴーレムに変化してバカデカイ拳で鉄拳を喰らって粉微塵になって死ぬ。
ちなみにアメリカだったらショットガンで頭打ち抜かれて即死。「ヘイ、メン、背後がお留守だZE」とか言って。
「いくつに見えますか?」という質問はそういう危険性を孕んでいる。
今日は、その死の宣告を切り抜ける方法を伝授したい。
もう、誰も死なせたくない…。
そもそも誘発する質問をするな。
そもそも、YOUの「失礼ですが、おいくつですか?」という質問自体がご法度だ。
ここが江戸時代だったらハラキリショー開催ものです。
命惜しくばその質問を禁忌とするこった。
でも脈絡的に強いられる時がある。
そんなこと言っても無理なときってありますよね。
それが、向こうから「おいくつですか?」という質問が来た時。
最悪である。天を仰いで相手が魔女でないことを祈りながら回答するしか道は残されていない。
一般的な価値観を持っている人なら、自分が回答した後に同じ質問を投げるしかないのだ。
「あ、自分26歳です。えーっと、そういえば今日はキリストが石をパンに、水をワインに変えた日らしいですよ。」
いやもうそんなことを急に言ってしまうやつは確実に(自主規制)だろ。
「へぇ!そうなんですね!パンって何パンだったんですかね?焼きそばパンかな?」
おいおい。女も女じゃねぇか。よりによってなんでそんなジャパニーズなパンを引き合いに出してくるかね。
焼きそばパンなわけねーだろ。
横暴すぎるぺこぱ松陰寺「時を戻そう」
シュルルルルル…
女「おいくつなんですか?」
YOU「えっと、26歳です…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
YOU「(駄目だ、逃れられない…言うしかない…神よ…)」
女「?」
YOU「えっと…失礼かもですが、おいくつなのですか…?」ガクガク
ざわ…ざわ…
女「あ、え~」
あたりはシンと静まり帰り、街が静寂に包まれる。
魔女「イクツニ見エマスカァ~?」
おお…神よ…なんと無慈悲な…
対処①:徹底的にボケる。
そんなときは、徹底的にボケてください。
ちょこちょこと紹介します。
絶対に見当違い系のボケ。
「う~ん、7歳?」
失礼。
逆に圧をかけていくボケ。
「絶対に20歳だと思います!違ったら遠慮なく言ってください!ここで首を切って詫びますので!」
こわ。サイコ臭しかしない。
文脈を理解しないボケ。
「いくつ…?ひとつにしか見えませんけど…?もしかして影分身の術使いですか…?」
対処②:笑ってやり過ごす。
「え~??ハハハッw」
とまあこんな感じで笑ってやり過ごしてみてください。
多分絶縁されます。
対処③:泣き出す。
絶縁されますって。
対処④:殴る。
警察呼ばれます。
対処⑤:逃げ出す。
逃げろ!どこまでも!お前の命はお前が守るんだァーーー!
走れ!(おわり)
すみませんでした。探さないでください。