こんにちは。篠野です。
今日は皆さんのワクワクを駆り立てられるように意識して書いてみたいと思います。
カメラを持って出かけるということ
カメラを持って、出かけませんか?というススメのお話です。
スマートフォンじゃなくて、カメラを持って出かけると、何が起こるか、お話します。
画になる景色を探すようになる
折角、カメラを持って出かけているのだから、どうせなら画になる景色を撮ってみたいと思いませんか?持って出かけたなら使わないとただの荷物ですからね。
家を出てから、というかカメラを持った瞬間から、その景色探しは始まっています。
天気の良い日に出かけたのなら、青空や青々とした木々を。
何で木を撮ったんだろう。多分、青いからかな。
多分、風。(サカナクション)
もっと目線を変えて自分の足元を。
今日の靴、可愛いな~なんて思えれば十分成功です。
ちゃんと立ち止まる。
街中の至る所に、いつもと同じだけど、少し違う顔をしている景色が見えてくるかもしれません。
感性の宝さがしになる
写真を撮るために出かけたりなんかしたらもう顕著ですが、
お出かけのお供にあるだけでも全然違います。
ああ、私はこういう景色を写真に残そうと思うんだな。って後から発見できます。
わざわざカメラで写真を撮るのは、こういう景色なんだなあ。と。
スマートフォンで撮りたい写真と、カメラで撮りたい写真は違います。
だから、求められる機能も違うんです。
スマホでは撮らないこんな写真を私は撮るんだな、と発見できたなら。
もうそれは自分に眠ってた感性を見つけたってことだし、
宝さがし成功でしょ。
その街を好きになれるかも。
人って地元とか故郷が基本的に好きだと思うんです。
例えば上京している人は、東京の嫌なところに目がついて、故郷と比べて「帰りたいなあ」なんて思うこともあるでしょう。どうしても美化されちゃうからね。
でも、カメラを持って街に繰り出して、気になったところを片っ端から写真に収めてみると、
「お、なんかこの建物レトロでカワイイ」とか、
※本がパンパンですね。店主の知識量凄そう。
お花屋さんになりたいってずっと思ってる。
「ヤンキーの落書きうまっ!」とか、
※多分ヤンキーじゃない。私もグラフィティ得意だけどこれくらい描けるようになりたい。
様々な発見があることでしょう。
それと同時に、そこはあなたのお気に入りの場所になるわけです。
いわゆるあなた独自の映えスポット発見って感じ。
それがどんどん増えていくと、街並みが好きになって、その街が好きになるかもね。
建築家のこだわりが見えるような写真が撮れたなら、
私的にはたまりませんなあ。
シャッターチャンスは、毎秒訪れる。
今、という瞬間は今しかありません。
ほら!今!
ああもう過去になった!ほら今!今だよ!
これが尊いことか。大人なら分かりますよね。過去には戻れないことくらい。
その一瞬を切り取るためだけに生まれた道具がカメラなんです。ほら今!
今を取りこぼさないように、アンテナを張るのは、忙しいけど、豊かなことです。
その時の感情を一緒に残すことができる
先ほどにも少し触れましたが、写真を見返すと、
「ああこの時の潮風気持ちよかったな」とか、
むちゃくちゃ青いんですよね。海って。
その時の気持ちを少しだけ思い出すことができます。
あとその写真撮ってる姿、オシャレだよ。
オシャレの一部として持っていくだけでもいいじゃない。
ファッションカメラだなんて浅はかだ!なんて言いません。持って出たなら絶対写真撮りたくなるからね。
カメラを持って未来の自分にノスタルジーを与えちゃいましょう。
そのうち、欠かせない相棒になる。
そうこうしているうちに、ある日ふとカメラなしで出かけると
どうしてもさみしい気持ちになります。
で、気付きます。いつものワクワクが削がれてしまったこと。
ああこの気持ちや景色をいつもみたいに残せないのか。
ってね。
そうなったなら、あなたはもう立派なカメラマンですよ。
ああ、あのカメラは相棒になってたんだな。って。
そしたらカメラはあなたに使われて本望でしょう。
フィルムカメラなら、安く始められるよ。
どうしてもランニングコストがかかっちゃうし、手間もかかるけど、フィルムカメラなら本体も安く買えるし、エモい写真が百発百中で撮れるし、写真をカメラで撮る体験としては満点です。
写真を撮るためだけの道具を使うってことに価値を見出せたならもう満点。東大理三合格。
このワクワクを感じてほしい。
カメラという道具は、あなたの今を切り取るためだけにあなたに右手にいて、いつでも来いや!と言っています。
シャッターチャンスは常に存在しています。
あなたの感性の宝さがしはカメラを持つことで常に始まっています。
どんどん新しい発見をして、もう見つけた感性は、重ねて研ぎ澄まされていくんです。
この充足感を知ってほしい。
このワクワクを知ってほしい。
いかがでしたでしょうか。
些か詩的になっている節は否めませんが、
大事で、素敵なことです。損はしないと思います。
スマートフォンで写真を撮っている現代なら、
一番とっかかりやすくて、洒落た、素敵な趣味になるのではないでしょうか。
はい、じゃあカメラ持って!出かけましょう。まあ家の中でもいいけど。
そうやって、あなたの見てきた景色と感性を、
しっかりとカメラという道具で切り取って、
そのアルバムを分厚くしていきましょう。
カメラはあなたのもう一つの目です。一眼レフっていうくらいだからね。サードアイだよ。
スマートフォン越しじゃ気付けないものが、
カメラには、ファインダー越しには、たくさんあります。
おしまい。