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令和六年一月一日に発生し、
石川県能登地方を震源とする地震により被害を受けられた皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
ご遺族に心からお悔やみを申し上げます。
また、被災地域の一日も早い復興をお祈りいたします。
寒い日が続きます。どうかお体ご自愛下さいます様、お願い申し上げます。
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こんにちは。
新年一発目に暗い話をします。
でも多分、これは人として大事なことだと思います。
まだ、言語化ができていませんので、
含みの多い文章になっていますが、
それでも何か、考えるきっかけになればと。
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最近思うんですよ。
もうこの世界は取り返しのつかないくらいに狂ってしまっていて、
私たちは、そんな世界に飼い殺しされているんじゃないかと。
茹で蛙なんじゃないかと。
私たちが生きる情報社会。正しさに溺れる世論。
たった一度の失敗を一切許さない世論。
正義の剣でリンチする隠れた自己満足や承認欲求。
毎日ぼろぼろに壊れていく誰かの人生。
常識を逸脱した権力者とその権力行使。
言いくるめられるメディア。隠蔽。麻痺する組織。
事件。明るみに出る事実。
正しさを武器に集中砲火を浴びせる世論。
情報は全て開示すべきだと声を上げる世論。
「これからの報道の在り方をもう一度考え直します。」と言ったメディア。
権力者の猥褻行為を事細かに報告する専門家をそのまま報道するメディア。
著名人の訃報。事故の発生。煽り運転のドライブレコーダー映像。
責任の追及。誰が悪い、何が悪い、法が悪い、政府が悪い、仕組みが悪い。
冤罪をなすり付けて再生数を稼ぐYouTuber。また壊れる誰かの人生。
それを報道するメディア。
「こういうのは話題にしてはいけない」とテレビで言う専門家。
誰かの人生を話題にして金に換える。
そんな社会でズル賢く生きる人。
人生に希望を見いだせない少女の売春行為。
コンクリートに落ちた米を食う若者。手首や太ももの傷。
狂う金銭感覚。棒に振る人生。表面化する問題。
包み隠さず報道するメディア。
被災されたご遺族の葬儀の取材。
涙を流し必死に何か訴えるキャスター。
世論を食い物にする仕事。
それを食い物にするメディア。
それを食い物にする世論。
専門家の自分が正しいと言わんばかりのコメント。
悲しい。
腹立たしい。
浅ましい。
嬉しい。
むなしい。
あなたもそう思いますよね?と言うメディア。
世論。同調圧力。
日々、誰かの悪や不幸を目の当たりにする。
多様性の許容。それを武器にする世論。
個性の許容。性格診断。なんでも言い当てる占い師。
分析によってパターン化された人格。
私はこういう人間だから配慮してください。という攻撃。
今日も誰かが誰かを攻撃している。
これを、ただ繰り返す。
そうするうちに、あっという間に私たちは、
何が正しいのかを、正しさとは何かを歪んで認識してしまっている気がする。
もう、とっくに麻痺していて、正常な判断なんてものは
とっくに放棄してしまっているのではないか。
情報社会で生きている私たちの人生は、常に誰かの食い物にされながら、
ただ消費されていくだけなのでしょうか。
それが宿命なのでしょうか。
毎日手を変え品を変え、誰かの人生が消費されていく。
人類の進化の行き着く先がこんなに狂っているなんて。
そんな社会で生きている人間が誰かを思いやる資格はあるのでしょうか。
被災した方々への思いも、
誰かへの祈りも、この社会では、
ただ狂ったように消費されるだけのコンテンツなのでしょうか。
そういう絶望をしました。
人として、もっと大切なものがあるんじゃないのか。
情報社会のスピードに埋もれて、大切なことを忘れてしまっている気がする。
何を忘れているのかも、忘れてしまっていると思う。
もう拾い上げることさえできないのかもしれない。
取り返しがつかないのかもしれない。
とまあ、こんなところです。
気にし過ぎでしょうか?
でもこれは、現実なのではないでしょうか?
人間が生きていくために必要なのが社会なら、その社会の現実に目を向けることが、
「気にしすぎだよ」と一蹴されてしまうものなのでしょうか?
人は、そんな私をHSP※だと言って片付ける。
型にはめられ、暗に虐げられる私。
※HSP:「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味。Highly Sensitive Personの略。
そうじゃない。そうじゃないんだよね。
もう、誰も攻撃したくない。
誰も虐げたくない。
それだけなのに。
でもそれは、誰とも関わらないことと同義なんじゃないか。
そんな寂しいことを望んでいるのだろうか。
何が正しいんだろう。正しいって何だろう。
私たちは、本当に悪くないのだろうか。
気が狂っちゃう前のブレーキは、一応、まだ効いています。
でも、絶望が時速1674kmで走り回ってんだよね…
(地球の自転の速度です)
気分を害してしまった方がいらっしゃいましたら、謝罪させていただきます。
申し訳ございませんでした。
私の本意は、あなたを虐げることではありません。
何か、心の在り方のようなものを考えるきっかけになればと。
それ以上でも以下でもありません。
私は、私が正しいとは一切思わないし、間違っているとも一切思わない。
だからこそ私は私なりに誰かの幸せを祈るし、そこに嘘も誇張もない生き方をする。
私はこれからも、毎分毎秒、生まれ変わりながら、この人生を全うしていきます。
それだけです。