歓喜天倶楽部

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日本一多趣味のテキストライター篠野が魅せる。日本一多趣味なブログ。

【アジカン】ASIAN KUNG-FU GENERATIONの良さをもう一度語ろうか。

画像引用元 

www.kanaloco.jp





マーボーチェズ!篠野です。

今日は改めて話したい音楽のこと。

過去の記事を読んでから来てね。
読まなくてもいいけど読んで欲しいかもしれない。

kan-ghi-ten.hatenablog.com




今日もまたアジカンの話だぜ。

なんていうか、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」流行りましたよね。
そこからまたアジカンに戻ってきた人も少なくないのではないでしょうか。

そういう人たちとかそうじゃない人たちに向けて書くぜ。全員やん。


てことでトピ。



アジカンの良さ。



まあ二回目ということもあるので、
アジカンの良さを淡々と説明していこうかなとか思ってるよ。

歌詞が良い。



歌詞が良いっす。
なんていうか純文学を読んでいるような歌詞。
(純文学とか言っておきながら三島由紀夫金閣寺しか読んだことない)

岩は転がって僕たちを 何処かに連れて行くように
固い地面を分けて命が芽生えた
あの丘を越えたその先は 光り輝いたように
君の孤独も全て暴き出す朝だ

-転がる岩、君に朝が降る-


結局ぼっち・ざ・ろっく!でカバーされた曲かよ!と思うかもしれませんが
昔からこの歌詞の一節めっちゃ好きですから。ナメンナ。殴るぞ(ドンッ)



オクターブ奏法のリードギターが良い。



これは結構バンドマン目線なんですけど、
リードギターがマジで楽しいです。のにカッコいい。
のに、そこまで難しくない。これがマジック。

ギターにおけるカッコよさというのは、
速弾きが出来て~とか、カッティングができて~とかじゃないってことなんです。
テクニカル=カッコいい
ではないんです。断じて。

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サビの
「心の奥で白いミサイルが~」
のところのリードが最高。弾きながらグッときちゃう。


勢いが良い。



これ。バンドとしてのうねりみたいなものを手軽に感じることが出来ます。
このうねりはナンバーガールを彷彿させます。

大学時代にナンバーガールコピーバンド
ちっっさいプレハブ小屋のスタジオを演奏で揺らした記憶がフラッシュバックしたわ。

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ちなみに私が大学時代にコピーしたことがあるナンバーガールの曲たちは、

鉄風、鋭くなって
IGGY POP FAN CLUB
・SAPPUKEI
・Tombo the electric bloodred
・PIXIE DU
・透明少女
OMOIDE IN MY HEAD

です。これGotchさんと向井秀徳さんに向けて言ってます。
届けよ…


ドラムが良い。



というかリズム隊がいい。
リズム隊が良いバンドに間違いはないんですよ。
「それでは、また明日」をギター弾いて歌ったときに感じましたね。
「このビート、四六時中自分の頭で流れているヤツだ…」
って。


変わらない雰囲気が良い。



そしてこれ。
アジカンはマジで変わらないです。
曲として、ですけど。
初期の曲も最新の曲も滅茶苦茶アジカンなんですよね。
BUMP OF CHICKENとか、売れてきたら路線変えたりするじゃないですか。
ONE OK ROCKとか。もうなんていうかそれは必然でさえあるんですけど、
アジカンは、なんていうか変わらないんですよね。

なんていうのか、この
"六畳一間感"
っていうんでしょうか。
畳張りのアパートで聴くと3倍くらい沁みそう。
そりゃあもうおでんの大根くらい染みるよ。

実家のような安心感。



結果、いつ聞いても「あっ、アジカンだな」っていうのは、
実家に帰ってきたみたいな安心感があるんです。
なんていうか、最近は激しいロックばかり聞いていたけど、
ふとアジカンを聞いたら
「ただいま~」感がある。
そういう感じ。実家のような安心感。

ただいま~。腹減った~。
今日の晩御飯なに?え!麻婆茄子!?やった!

みたいなね。

ブレないのすごい。



さっき音楽の方向性を売れるにつれて変えていくのは必然だって話をしたんですけど、
そりゃあまあ生活もかかっているわけでさ。
売れなきゃ死ぬからさ。死ぬくらいなら路線変更しますよねって話じゃないですか。

それでもアジカンはブレずにずっと六畳一間感がある。
これ凄い事じゃね?ということです。

完ッ全に実力で叩き上げてきたバンドの成せる到達点です。
これが一番の魅力かもしれないです。


アジカンが現役でいる間は邦楽ロックは安泰。



と思うんですよね。
日本のロックバンドと言えば?
で日本人は胸を張って「アジカン!」と言えばいいと思います。
で、「なんだこれ!全然ロックじゃねえなメーン!」とか言われたら、
こう言い返せばいいんですよ。

「ジャパニーズ、”WABI-SABI”」


(わさびっぽく緑色にしてみた(?))

聞いてね。



良かったら聞いてみてください。
今はインターネットが爆速でつながってなんでも調べられる恵まれた時代なんですので、自分で調べてベストソングがあったら教えて欲しいくらいだよ。


またねん。