っていう話ですよ。
ごきげんよう。
今日もカメラの話。ひいては、ライカの話。
もしかしてまだライカ買ってないの?
早く買ってくださいよ。
結婚がゴールだと思っている人ってこの中にどれくらいいますか~?
さすがにいないと思うんですけど、大丈夫ですよね。
言わずもがな(言うけど)
結婚はゴールじゃなくてスタートじゃないですか。
ライカもそうなんですよね。
ライカはある種の到達点だとか、話をしたこともある気がするんですが、
それはモノとしての話であって、
ライカを手にすることはカメラライフに終止符を打つ行為じゃないし、
ウルトラヴィンテージのギターを手に入れたらギタリスト引退ですかってそうじゃないじゃないですか。
それと同じです。
最高峰のカメラを手に入れたらといって、もう写真を撮らないわけじゃないし。
結婚したら死ぬんですか?違いますよね。
それって「じゃない」って何回言った?って聞くんじゃないわけないんじゃないですか。
私がライカをお迎えしたとき、
写真を撮る所作の楽しさに目覚めて今に至るまでに、
いろいろあるんですよ。ライカのオーナーとして。
例えばね、明らかに写真が下手になるんですよね。
マニュアルカメラだから。
今まで意識せずにシャッターボタンを半押ししていれば
何となくピントが合っていたころと比べると、
ちゃんと意識してピントを合わせるようにしないといけないわけなんですよ。
いわば、「本当の写真の実力はこうだぞ」と突きつけられる感覚。
そこから、ピントを合わせることに集中しないと写真が撮れないわけよ。
最初のうちは時間がかかるね。そりゃあ何秒も。
そうこうしているうちに、動く対象物だったらどんどんと画角からいなくなっていく。
その結果に「写真下手なんだ」と思い知らされる。
しばらくしてくると写真の在り方について考えるようになる。
「写真が上手いって何?」とかそういうの。
まあもはやこんな話はごまんとしてきたので割愛してしまおうかと思いますが、
ここで私が言いたいのは、
これらの経験が「ゴール」なわけなくないか?!
という事です。
東大医学部頭悪くないかぁ!?
話、まとまりましたかね。
私はこれからもバシバシ写真を撮っていきます。
ゴールなんて、もしかしたらないのかもしれない…。
おまけに、10月10日に撮ったハンターズムーンの写真を載せます。
これ、無くなった祖父(カメラマン)の形見レンズを
ライカにブチ載せて撮った写真です。
ごっつゴツいなあ!
拡大するとこんなかんじ。
なかなかやるじゃねぇか…。
おしまい。