歓喜天倶楽部

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日本一多趣味のテキストライター篠野が魅せる。日本一多趣味なブログ。

速すぎる。シンギュラリティは本当に2025年か?AIに奪われない領域と茹で蛙理論。



皆様、こんにちは。篠野です。

今日はシンギュラリティについてお話します。

とはいえ、既に沢山のメディアがシンギュラリティについては語っているので、

今回は視点を変え、

  • シンギュラリティに向かう今、私たちは何をするべきか


をお話します。


◇シンギュラリティの関連過去記事◇



kan-ghi-ten.hatenablog.com

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1.【おさらい】シンギュラリティとは?




ここでおさらいです。

巷で騒がれるシンギュラリティ(Singularity)とは、
機械技術における進化の過程で起こる明らかな変化点と認識してもらえればOKです。
まあ、そのうちシンギュラリティという概念は過去のものになって、死ぬはずなので。ニュアンスでOK。
シンギュラリティは技術的特異点とも言い、人類の生活が一変するタイミングのことを指します。

ちなみに豆知識ですが、
特異点という言葉は宇宙のはじまりや”ブラックホールができる瞬間という意味でも使われる言葉です。
宇宙はビッグバンによって始まったと言われていますが、実はビッグバンよりも前に宇宙は無限い広がっていた説などがあります。
気になる方は調べてみてください。アインシュタイン相対性理論とか、2重スリット実験とか、面白いですよ。

技術的特異点も、新しい宇宙の始まりと考えると、めっちゃヤバくないですか?(語彙力)

ちなみに、シンギュラリティは2025年に訪れると言われています。
少し前まで2045年だったのにね…

2.本当に2025年に来る?この進化速度で?




日々AI技術に触れている方なら体感しているんじゃないかと思うのですが、

この進化速度をもってしてもシンギュラリティは2025年?マジ…?

と思いませんか?いや思います。思うよ。思うってば。

だってもう、あれですよ?
AIにこのブログのURLを送って、「評価してください!」って言うだけで、
分析されちゃうんですよ。
「もっと写真を取り入れた方が良いよ」とか。
「独自の視点で忖度なく切り込んでて面白いよ」とか。

もっと言うと、私はプログラマーなのですが、
「ボタンを押したらデータベースにあるデータを読み込んでその内容を表にしてA4サイズで印刷するプログラムを書いて!」
って言ったらプログラムを書いてくれるんですよ。
もちろん、人間が考えて書くよりも格段に速いです。

この速度でも2025年?信じがたいんですけど…

3.既に至る所で変化が起こっています




私はまあ、エンジニア兼テキストライターとしてTwitterも運用しているのですが、
Twitterから見える範囲で変わったことだけでも、いくつかあります。

エンジニア界隈では、朝に何の勉強をしたのかとか、
どういう勉強をしました!みたいな報告だとか、
自己啓発を促すようなムーヴメントがあったのです。

例えばこんな感じ。
私のツイートをいくつか紹介します。



「今日の積み上げ」というハッシュタグを使って、
何を勉強したのか、報告し合う流れがありました。
私はモンハンのキークエストをやってました。



尖ってるツイートばっかりじゃない???

ちなみにこのエンジニア界隈のツイッターでも変わっています。


・「#今日の積み上げ」が無くなった。
・教材を売るようなツイートを見かけなくなった。
などなど…

最もわかりやすいのは、
教材を宣伝するようなツイートは無くなりましたね。
「初心者でも受講した内容を実行すれば月収50万超え!」みたいな
クソ謳い文句のクソ教材の詐欺まがいの拡散ツイートは、絶滅したと言ってもイイでしょう。

Twitterでは稼げないことが分かって、姿を消しました。
っていうかもう最強の教材がみんなの手元に渡っているからですよね。


他に挙げるとするならば、
私の仕事のやり方ですね。
私のようなプログラマーは、アプリを作るときに何千行もプログラムを書いて、
デバッグ」という行為を行って、そのプログラムは狙った通りに動くかを確認するのですが、

その回数が減りました。そりゃもう大幅に。

分かりやすく言うなら、

例えばこういうプログラムを書くとしましょう。


1. アプリを起動したらデータベースを読み込む
2. ボタンをクリックしたら読み込むデータベースを変更する
3. 「印刷」ボタンをクリックしたらA4サイズで内容を印刷する

で、各工程ごとにまあ色んな記述をするんですよ。
もちろん、1工程1行じゃないです。

今までは「この記述で正しく動くか?」を
例えば1行ごとにデバッグを走らせて、エラーが起こらないかなどを確認するのですが、

まあ複雑なアプリケーションだと平気で10000行くらい書いたりするわけで、
1行ごとにデバッグして問題ないことを確認して次、っていう工程を踏んでいるわけで。
(実際4~5行とかごとにデバッグしてますが)
デバッグ一回につき3分かかるとして、30000分かかりますよね。500時間。
まあそんなにかからないんですけど。時間がかかるかどうかはそのプログラマーの腕によるみたいな。

でもね、AIを使うとね。
例えばそのプログラムを100行分書いてくれるわけですよ。数秒で。
で、私たちはその記述が問題ないかをデバッグして確認する。
問題がなければ3分とかからないですね。

問題があっても、ちょこっと内容を修正して確認する程度で済むこともあります。

これ、とんでもないんですよ。

圧倒的な工数削減です。

圧倒的に変わりました。
これも、世のプログラマーやエンジニアが、
「何何を勉強しました!今日の学習!積み上げ!」と言わなくなった理由ですね。


「この教材を買えば一流のプログラマーに!」
んなわけねーだろ、もう差がないよ。高い壺売ってる方がまだ潔いってーの。

最近のAI技術の進化速度は本当に恐ろしいレベルです。
進歩レベルを見るために、この画像を見てください。


これ、絵です。
しかも、AIが自動で生成したものです。

私はAIに対して「日本人の女の子の写真のような絵を作って!」と依頼しただけなのです。

区別がつきますか?
難しいですよね。
これ先月くらいに作ったものですが、今はもっと想像できないくらい進歩しているはずです。


要約します。変化したこととして、私が言いたいのは、2点です。

誰でも一瞬で高いレベルの成果物を作れるようになったこと

そして、

それが当たり前になったこと

です。

これ、ちゃんと体感している人はどれくらいいるんでしょうか?
車にはカーナビがついて、知らない場所でもいけるのが当たり前。
自動ブレーキがついて、突然飛び出してきた人を轢かないようになったのが当たり前。
一瞬でハイレベルの資料を作れるようになったのが当たり前。
になってますよね。

タイトルでも少し触れましたが、完全に茹で蛙理論ですね。

茹で蛙理論というのは、鍋に蛙を入れておいて、最初は冷たい水を張った鍋で、
火にかけて徐々に熱湯になっても、蛙はその温度変化に気づけなくて、気が付いたら茹で上がってしまう。
みたいな理論のことです。

これが、自然界でもごく普通に起きていますよね?カーナビだってそう。
携帯電話でインターネットが出来るようになったのだって、もう当たり前ですよね?
CDを買わなくても、音源データを買えば音楽を聴けるようになったのも、もう当たり前ですね?
でも、明らかに変化したな、と感じることは、どれくらいありました?
そういう事です。

今回のシンギュラリティは、「成果物」という意味で私たちの仕事を侵食するのです。
まあボーダフォンツーカーが無くなってauやドコモ、ソフトバンクの3社に集約されたのも、同じような側面だと思います。

それと同じですが、今回は規模が違います。全仕事に当てはまっているので。
だからみんな騒いで、
「AIに仕事を奪われちゃう…」となるわけですね。

4.AIに奪われない部分とは?




AIに頼めば…
・プレゼンの資料を一瞬で作ってくれる。
・仕事の最適なプランを一瞬で作ってくれる。
・アイデアを一瞬で大量に提示してくれる。
・プログラムを一瞬で書いてくれる。
・絵や音楽を一瞬で作ってくれる。
マーケティングの分析をしてくれる。
・様々な疑問に答えてくれる。

つまり、色んな仕事が奪われてしまう…
では、AIに奪われない部分とはどこでしょうか?

少し考えてみてください。

私は先ほど、AIに対して何をしたでしょうか?

そうです。

「○○して!」と指示をしたのです。

AIに奪われない部分は、ココです。

言い換えるなら、0→1の部分。
もっと踏み込むなら、人間の想像力の部分。
「あれをしたい!」とか、そういう欲求の部分。
つまりクリエイティビティ。アイデアと言ってもいいかもしれません。

現段階では、AIに対して”プロンプト”という、
AIの判断材料になる情報を人間が与えてやらないと、AIは自発的に何かを勝手に作ることはしません。
現段階では、ね。
プロンプトって言われても小難しいわ、と思った方。大丈夫です。
ただの”指示”ですから。


これを踏まえて、私が思うに、シンギュラリティは、
人工知能が自発的に何かを作るようになること
・それによって、人工知能の進化速度が人間の理解速度を超えること

を、指していると思います。

人間の理解速度を超える、ってのはどういうこと?
という疑問に答えます。

例えば、「本田バーチャル翼」という名前の存在が
シンギュラリティ後にデジタル上に存在する生き物がいたとして、
それを画像検索したとします。
その本田バーチャル翼を「フムフムカワイイ」って眺めていたけれど、
瞬きをした瞬間に、画像が変わっている。
「あれ?今までショートヘアだったはずなんだけど…」
目をこすり、もう一度見ると、またどこかが変わっている。「あれ…?」

そういう感じです。伝わりませんね。

毎刹那毎刹那、今まで私たちが認識していた「本田バーチャル翼」だと思うものは、
「本田バーチャル翼だったもの」に変わり続けている。

これが、人間の理解速度を超える、という感覚です。多分。

物事の変化速度が人間が想像できるスピードではないという事。
つまり、人間の理解速度では二度と追い付かなくなるのです。
だって、学んだ瞬間に新しい概念に変わっているわけですから。


これが、シンギュラリティだと考えられています。

5.今、何をするべきか




私から言えることは一つです。


楽しめ。


楽しめ、喜べ。この変化を目の当たりにできることを喜びましょう。

それくらいしかないんじゃないんですかね。


夢見ていた未来はすぐそこですよ。

どうやらこの世界線は、
自動車が空を飛ぶ未来ではないっぽいですけど、
一人に一台ドラえもんが付く時代っぽいですね。



6.あとがき&クイズ




いかがでしたでしょうか。
今回はいつものブログとはテイストを変えてみました。
いわゆる「解説記事風」です。
蛍光マーカーとか使ってね。


「えっこの記事書いてんの誰やねん」と
いつも読んでくれている方は思ったことでしょう。
これも篠野です。どうでした?どっちが好き?どっちもアタシだけど。


最後にクイズです☆
各チャプターごとにイメージ画像を載せていますが、
この中にAIに生成してもらった画像があります。
AIで書いた女の子の奴はAIで書いてるって言ってるから選択肢にはないですよ!ゆっくりりきゃいしてね!
あとサムネも対象外で!

では、AIが作った画像はどれでしょう?

1:チャプター1の画像
2:チャプター2の画像
3:チャプター3の画像
4:チャプター4の画像
5:チャプター5の画像
6:チャプター6の画像



正解は~~~~ドゥルルルルルルルルル…(ドラムロール)



チャーン






正解は、全部です☆




当てられましたか?
どう?感動した?してくれたなら嬉しいなあ。
なかなか苦労しました。いや、そんなにしてないか。だって依頼しただけだし。


とはいえ、この記事を書くの、疲れました。
くぅ~w疲れました!wこれにて終了です!w
いかんせん、解説記事風なので説明口調になったので長ったらしくなってしまいましたね。

筆者の篠野は思いました。


フザケたいのにフザケづらくてクソつまらんかった!

ほにゃぺ~~~~

ぷわあ~~~~~~~~~


台無し。